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寝たきり長期入院中の便利グッズ12選

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こんにちは、もちみです。

私は妊娠中、切迫早産により寝たきり点滴24時間の状態で二ヶ月入院しました。

その中で、これは便利だと思ったグッズを紹介します。

 

①マットレス

これは文句なしの第1位!

入院初日に何より辛かったのは
ベッドが板のように固いこと固いこと!

これはいざというとき心臓マッサージ等しやすいように固いらしいので仕方ないのです。
でも、タオルケットをひいたり
お布団を挟んだり色々しても痛くて眠れず、
お腹が大きくて寝返りも満足にうてないのにこの状態はつらすぎる!

旦那上司の奥さんが同じことに悩まされ
ニトリでマットレスを買って持ち込んだとのことで、真似してみたら効果覿面。
私は4cmの厚さのものでしたが、
厚さはいろいろ選べて1万円以内でした。

 

※病院によっては寝具持ち込み不可のところもあるらしいので、病院に許可をもらってからにしてください。

 

②マジックハンド

 寝たきりの人間にとって
落ちたごみを拾ったりするためだけに起き上がるのもしんどいもの。
そんなときに大活躍でした!
ベッドサイドライトの調節をしたり、
点滴がなったときに引き寄せたり、
活用度は無限大。

私が購入したらくらくハンドは、安くて見た目はおもちゃっぽいですが、ごはん粒のような小さいものまでつまめる優れものでした。

 

③テレビ&DVDプレーヤー

病院のテレビカードは高いので
フルセグのテレビがうつり、
かつDVD再生可能なプレーヤーを購入しました。1万円くらい。
結局フルセグはうつりが悪かったので
病院の地デジ線を直接つないで
つけていました。
音がなくても字幕がうつるので、
ぼーっとニュースを見るだけで
暇つぶしになりました。 

 

④s字フックとダブルクリップ

 s字フックは入院必需品とよく聞きますが
ダブルクリップはs字フックが落ちやすい場所に効果覿面でした。
がっつりつまむので落ちないし、つまみのところに色々ひっかけることが可能。
もちろん本来のクリップとしての用途でもお菓子の袋を閉じたりとかとにかく活用していました。 

 

⑤バインダーと大きめ付箋

バインダーに長めのストラップをつけて目の前に吊るし以下3用途で使いました。

  • 思いついたことをメモする下敷き
  • 付箋を貼って備忘録
  • クリップを挟んで簡易フック代わり

付箋は少し大きめのもの。仕事でよく使っていたサイズのものです。ちょっとしたことをメモしたり、日付を書いてカレンダーがわりに使ったりしていました。 

 

⑥拭き取り化粧水、コットン

毎日の洗顔もなかなかしんどい切迫妊婦。
というわけで洗顔と化粧水が一体化した拭き取り化粧水をよく使いました。

 

⑦卓上加湿器と使い捨てマスク

病棟内は乾燥しているうえ
人の出入りが多い。
なかでも産科は面会の小さいお子さんがマスクもせずにゴホゴホしてることが多いので、免疫力の低い妊婦にとってある種恐怖空間です。
加湿とマスクでひたすら自衛していました。

 

⑧巾着、清浄綿、パンティライナー

毎日シャワーは浴びられないので、
トイレで毎日陰部の清浄をして、
パンティライナーは複数回変えていました。特に2枚重ねのものは便利!
これらのグッズを巾着にいれて、
常に点滴にぶらさげていたので、
好きなときに実施できました。
途中からは巾着をやめて雑誌付録のミニボストンに変更。これだと開けるのが楽でかつ中身は見えず、検尿用のカップとかも入れられるので楽でした。

清浄綿は出産後も何かとつかえるので、多めに購入して損ないです。

 

⑨ヒーリング系音楽

出番はNo.1かもしれない。
水や海の音がするヒーリング系音楽を
iphoneに入れていました。
これが寝られないときやNSTのときに
効果覿面で!
落ち着きたい場面では常に聞いていました。これを聴くと張らない!という暗示みたいにもなっていたかも。
精神的に不安定になりやすい入院生活。
自分に効果のある音楽を把握して
常に入れておくといいと思います。

 

⑩使い捨てのフォーク、スプーン

点滴の副作用で手が震えたとき、
点滴が右手に刺さってうまくお箸が使えないときなどに、大活躍します。
私は右手に点滴があるときは、利き手の血管はだめになりやすいと言われたため、これを使って左手でごはんを食べるようにしていました。

 

 

⑪汗脇パッド、汗拭きシート、シャンプーナップ、ヘアブラシ

秋口に入院していたけど
脇などはどーしても汗をかきます。
毎日お風呂や着替えができればいいけどそうもいかないので、汗脇パッドがあると不快感と臭いが軽減できます。
体を拭くタオルは頼めばもらえるけれど忘れられることも多かったので、汗拭きシートで身体を拭いていました。
シャンプーナップはシートタイプのシャンプーなので、点滴をしている腕を使わずに片手で頭皮をごしごしできます。泡タイプのものは片手では厳しかったので、シートタイプが楽でした。頭皮をごしごしするだけでも不快感はだいぶ軽減できます。ヘアブラシは頭皮のマッサージとして毎日必須でした。

 

⑫スヌード、ストール、ブランケット、カーディガン、レッグウォーマー

病院の冬布団は暖かいけど重い。
布団はかけたくないけどお腹冷やしたくない時に役立ちます。
肩を温めたい時は、ストールは両肩にかけないといけないけど、スヌードなら首からすっぽり被るだけで暖かい。
カーディガンは点滴していると片腕通せないので、可愛いチェーンクリップで止めて肩掛けしていました。
ブランケットはユニクロの大判のものをお腹にかけていました。布団無しでもぽっかぽか。
ストールは大判だとトイレのとき下についたりするので、個人的には使用感イマイチでした。
病院指定の着圧靴下を基本的には履いていましたが、履くのがとにかく困難!めんどいときはレッグウォーマを履いて足首は冷やさないようにしていました。アームウォーマーとしても使えます。

 

 

他にも

自分のメンタルをコントロールするためのグッズがあるといいと思います。

  • 赤ちゃんの顔がうつった4Dエコーの写真←くじけそうなとき、この子のためにがんばるぞーと思える。私はジップロックにいれて笑、マスキングテープで止めていましたが、かわいい写真立てとかに入れておくのもよいかも。
  • 綺麗な色のストール←棚にひっかけてコード類の目隠しに使っていました。ぐちゃぐちゃのコード類を見るだけでテンション下がるので。
  • お気に入りのマグカップや巾着、ミニバッグなど←お気に入りは元気をくれる
  • 大きめの鏡←ごはんを食べるときにちょうど向き合う位置へ設置。窓を向いて食べる形だったので、鏡を置くことでなんとなく誰かと食べてる気分になるように笑。食後に身だしなみを整えたり、負けないぞーとか自己暗示をかけるのに役立ちました。

眺めるだけで元気が出るものを身の回りに置くことで正気を保っていました。

看護師さん助産師さんは頼めば結構色々やってくれるのですが、頼むこと自体に申し訳なさを感じて精神的に負担になるようなタイプの人は、自分で揃えてしまった方が気楽です。入院中はあまりお金のことを気にせず、快適さを追求しようと割り切りましょう!

 

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