こんにちは、もちみです。
先日、職場の女性陣で集まる機会がありました。
その中の1人のママは、子どもの英語教育を早期から始めているとのこと。
それを聞いて少し考えてしまいました。
英語耳は赤ちゃんの頃に作られる、なんてよく見かけます。
有名なのはディズニーやベネッセの赤ちゃん向け英語プログラムでしょうか。
そこそこのお値段もするし、正直取るつもりはありませんでした。
が、そこで思い出したのは自分自身のとある記憶。
英語のリスニングが大の苦手だった!
私自身は早稲田大学出身ですが、幼いころは、近所の男の子と公園をかけずりまわっていたタイプで、英才教育などとは無縁。
それでも大学は受かったのだし、子どももできれば小さいうちは変に勉強などせず、五感を鍛えるために遊びまわってほしいなと思っています。(※個人の考えです)
ただ、どんなに勉強しても、どうしてもどうしても苦手だったものを思い出したんです。
それは英語のリスニング問題。
早稲田は学部によりけりだったような…センター試験では必須だった記憶があります。
英語自体がとても苦手でしたが、文法は勉強すればなんとかなりました。
でも、リスニングだけは、通学中に色々CDを聞いても、英語の歌を聞いても、眠くなるだけでどうにも得点が伸びませんでした。
教師にも、「リスニングは努力でどうにかなるから。そこ頑張れば得点源になるんだから頑張りなさい。」と言われましたが、眠くなっちゃうんだから仕方ないじゃん、と思っていました。
もはやリスニングはえんぴつ転がしで乗り切る問題だと割り切っておりました。
時は立ち、新入社員の頃、新入社員全員がTOEICを受験する機会がありました。
TOEICなんてリスニング問題がわんさかです。
私はどえらい点数をたたき出し
「お前本当に早稲田か・・・?」
と上司に学歴を疑われたこともありました。
生憎英語を読む機会はあっても、会話する機会はない職場だったので助かりましたが。
海外旅行も何度か行きましたが、
英語が聞き取れないことで、現地の人との会話がうまくいかないことは多く、
あー人生損してるなと思ったものです。
今思えば、私の耳が英語をまったく受け付けなかったのは、幼いころに耳が育っていなかったからでは・・・?
とここに来て、長年の苦労の原因が判明したような気がしています。
とは言え赤ちゃんへの英語教育って必要?
自分自身はリスニングができなくて苦労したことは確かにありました。
ただ、人工知能も翻訳機能もこれだけ進化している世の中で、うちの子が英語圏の人と会話するのに、本当に自分自身の耳で聞き取る必要性はあるのか。
なんかどっかの小型ロボット的な何かがうまいこと通訳してくれる世の中になるような気もします。
とは言えそうなるかならないかは今判断のつく問題でもなく。
となるとやはり、今からでも始めておいたほうがいいのだろうか。
しかし中途半端に英語教育をすることで、母国語の習得が遅れるなんて情報も。
そうなったらさらに本末転倒です。
結論:今は無理しない
私同様、おそらく英才教育を受けていないような友人でも、
英語が好きでリスニングも得意で、留学をしたような子はいます。
それはもちろん本人の努力あってのことですが、
今すぐ英語耳は育ててあげられなくても、英語好きに育ててあげれば、本人が努力するんじゃないかなー、という、なんとも能天気な方向性にかけてみることにしました。
だって海外旅行好きな人って、自然と会話してるし!
そういう人達が全員、幼いころから英語バリバリの環境にいたとは思えない。
できれば早期英語教育はさせてあげたいし、している人は本当にすごいなと思います。
でも私は自分自身が英語嫌いすぎて(←多分受験のために無理やり勉強したから)、楽しく息子に教えてあげられない!多分。
一旦は母国語優先、という言い訳をつけて、また1歳くらいになったら考えようかな。
とりあえず今はいっぱい話しかけて、最初の1語が出る日を楽しみにしています。
「ママ」って言ってほしいなぁ。できれば「パパ」より先に。
あ、でも「ママ」「パパ」って英語か。まぁいいや。
喃語が言葉に聞こえちゃうときありますよね。
本日は以上です。