理想のママにはほど遠い

主婦ネタ・ママネタメインの雑記帳

切迫早産で2ヶ月入院 かかったお金・入ったお金

こんにちは、もちみです。

 

切迫早産で長期入院になっちゃった!

心配の1つにお金のことがあるのではと思います。

 

実際に2ヵ月入院した私の、入院にかかった費用、そして逆に入院によって入った来たお金はこんな感じでした。

今切迫で入院してるけどどのくらいお金かかるのか心配な方の参考になればと思います。

 

かかった費用

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【入院期間】55日間(10月中旬~12月中旬)

10月:約12万円(保険診療分:約8万、食事:約1万、一般診療(NST等):約3万)

11月:約16万円(保険診療分:約8万、食事:約3万、一般診療(NST等):約5万)

12月:約11万円(保険診療分:約8万、食事:約1万、一般診療(NST等):約2万)

合計:約39万円

 

もちろん病院によって差があると思いますが、

私の場合は都内の総合病院でこのような内訳となりました。

24時間の点滴、1日3回の食事、その他検査・管理もろもろ、24時間の手厚い看護を受けてこの値段で済んだのは国の制度によって救われたからです。

 

高額療養費制度で救われる

制度内容

入院すると病院から案内があると思いますが、

高額療養費制度という、ざっくり言えば超高額な医療費がかかった場合は、

年収に応じて支払い上限額を決めますよ、という制度があります。

 

www.mhlw.go.jp

 

平均程度の年収であれば限度額は約8万円です。

よって我が家もこれに当てはまり、保険診療分は毎月約8万円でした。

食事と一般診療代などは別途になるため、8万プラスその分がかかることになりますので注意です。

うちの病院はクレジットカード払いができたので、結構なポイントが貯まりました!

 

限度額は月単位

限度額の適用は月単位です。

私の場合は入院日数は丸2ヵ月(55日)でしたが、

10月中旬~12月中旬と3ヵ月にまたがって入院したため、

10月8万、11月8万、12月8万の計24万が限度額として適用されました。

 

これがもし同じ55日入院でも、

11月上旬~12月下旬の2ヵ月のみにまたがった入院だった場合は、

 

11月8万、12月8万の計16万となっていたので、

合計の支払額も変わることとなっていたでしょう。

 

 

とは言えそんなこと気にしてられないのが切迫早産なので、

変にごねたりせずお医者さんのいうように入院する方がいいです。

(時々上記知識のある妊婦さんが入院日を調整しようとごねたりするとお医者さんが言ってました・・・)

 

限度額適用認定証

この制度を利用する為には限度額適用認定証が必要となります。

うちは最初の支払までにこれを準備することができたのですが、

入院が月末で、最初の支払までに準備できなかった妊婦さんは、

一旦全額支払ってから、上限を超えた分が戻ってきたらしいです。

戻ってくるとはいえ、大きいお金を用意しないといけないのは困りますよね・・・

入院したらなるべく速やかに限度額適用認定証の申請をして、

病院にもいつまでに提出すればOKか確認しておくとよいと思います。

 

入ってきたお金

我が家は共働きだったのでそこまでお金の心配はしていなかったのですが、

もらえるものはもらっておこう、ということで各種申請をして、入ってきたお金もありました。

 

医療保険による給付金

入院日額5000円に加え、診療点数に対していくら、というタイプに入っていたので、医療保険だけで入院にかかったお金全額を賄って余りあるレベルの保険金が入りました。

支払自体は高度療養費制度で抑えられているけれど、診療点数は支払った金額は関係ないので、点数に応じて払われるタイプでよかったと思いました。

入院日額5000円の保険だけだったとしても、5000*55日で275,000円が入ってくることになるので、これだけでも十分な助けになったと思います。

普段保険のおばちゃんのことをあまり信用していませんでしたが、今回は本当に助かったと思いました。

 

傷病手当金

私は会社員だったため、入院中は働くことができず、そのまま産休にはいった形となりました。

傷病休暇を使用し、その期間は傷病手当金が支払われました。

12月はボーナスだったこともあり、ぎりぎりまで有給休暇を使用し、不足分を傷病休暇扱いにしてもらったので、ボーナスも普段と遜色なく入ってきました。

これについては上司がかなり協力してくれました。急な休みで迷惑をかけたのに、本当に助かりました。

 

その他補助

高度療養費制度を使用しても食事代、一般診療代などもろもろ支払が生じるため、うちの会社の健保は月4万程度追加で補助金を出してくれました。

これは加入している健康保険によって様々かと思います。

 

まとめ

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結果として、かかった費用は入ってきたお金によってすべて賄うことができました。

ただ入ってきたお金はほぼ全て産後に支払われたので、病院に毎月支払うくらいのお金はきちんと貯めておく必要があります。

 

赤ちゃんの為とはいえ、長期入院は今思い出してもつらく、家族にも職場にも、多大な迷惑をかけ、二度と経験したくないことの1つです。

そこにプラスしてお金の心配までしてしまうと本当につらくなってしまいます。ストレスは妊婦さんの敵です。

仮に医療保険や傷病手当がなくても、高額療養費制度のおかげで莫大な医療費がかかるということはないようになっています。切迫流産・早産で入院している妊婦さんはお金については過度な心配をせず、過ごしてほしいと切に願います。